2019年09月11日
【MMD】画面の上端・左端の線を消す方法【MME】
MMDで画像や動画を出力すると、上端と左端に1ピクセルぶんの線や空白が入ることがあります。
エフェクトの組み合わせによってはこの余計な線がぼやーっと広がって邪魔になってしまいます。
特に、発光や明るい部分のある画面でDOF(被写界深度)エフェクトを使うと生じやすい気がします。
この問題は結論から申しますと
・そぼろ様のMotionBlurを適用する(この記事で扱います)
・大き目の画面サイズで出力してトリミングする(割愛します)
このあたりで解決できるようです。
以下詳細をお伝えします。
エフェクトの組み合わせによってはこの余計な線がぼやーっと広がって邪魔になってしまいます。
特に、発光や明るい部分のある画面でDOF(被写界深度)エフェクトを使うと生じやすい気がします。
この問題は結論から申しますと
・そぼろ様のMotionBlurを適用する(この記事で扱います)
・大き目の画面サイズで出力してトリミングする(割愛します)
このあたりで解決できるようです。
※ブラーでの解決法はたまたま見つけただけなので、たぶんもっと速くて楽なやり方があるはずです。ご存知の方はコメントしていただけると嬉しいです。
2020年4月追記:ノートPCでは生じますがデスクトップPCで出力するようになって生じなくなりました。環境によるようです。
以下詳細をお伝えします。
画像をご覧ください。上端と左端に意図しない白い線がもやっと出ています。
かけているポストエフェクトは描画順にExcellentShadow(影をきれいに)、AutoLuminous(光らせる)、PostRimLighting(逆光)、WorkingFloorX(床反射と足の影)、ikBokeh(DOF)です。
次に、上記エフェクトに加えてMotionBlurを適用した画像をご覧ください。(ブラーの描画順は最後です)
線が消えました。
MotionBlur本来の効果が不要なときはアクセサリ操作欄でSi=0、Tr=0に設定すれば線が消える効果のみ得られます。
(表示チェックを外すと効果は失われるため、数値のみ0にします)
冒頭で大きく出力してトリミングする解決法もお伝えしましたが、画面端が欠けるのに合わせてカメラを直すのが面倒なときにはブラーが便利かと思います。
また、DOFの強さによってはかなり広範囲に余分な線が出てしまうので、気になるところはブラーの力技でまとめて解決すると手軽です。出力にかかる時間は増えますが…
アルファ出力やグリーンバック等のときも、MotionBlurでの線消しは効果があります。
動画編集で合成する際に上端・左端が綺麗に抜けない(または欠ける)ときは、ブラーを足して再出力すると手間が減るかもしれません。
けっこう過去にこの問題にぶつかり、描画順を変えても調べても解決せずヤケクソでブラーを足したら直った経験からまとめました。
以上です。お目通しありがとうございました。
【モデル、ステージ、エフェクトをお借りしました】
あにまさ様(初音ミク)
にくきゅー様(white stage)
ikeno様(ikBokeh)
そぼろ様(AutoLuminous, ExcellentShadow, MotionBlur)
ドゥドゥ様(dGreenerShader)
針金P様(WorkingFloorX)
ミーフォ茜様(PostRimLighting)
--------------------------------------------
↓以下ほぼ関係のないつぶやきです。読み飛ばして大丈夫です
私の投稿したほぼ全動画のクレジットにMotionBlurがありますが、この記事での効果のために使っていることがほとんどです。
今回は大丈夫っぽいかな?と思いきやちゃんと透過できずグギギってなってブラーつきで再出力したときもありました。
ほんとMMDは奥が深くて「便利すぎて必須では?今までなんだったん!?」みたいなものに出くわしまくります。
エフェクトどうしの相性が悪くて代わりを探したらとてもいい感じで、表現の幅が広がることもあり…
なんだか分からないけどガチャガチャいじってたらどうにかなったりならなかったり…
果てしないです。たのし~!
左端と右端を比べると分かりやすいです。(2倍に拡大)
かけているポストエフェクトは描画順にExcellentShadow(影をきれいに)、AutoLuminous(光らせる)、PostRimLighting(逆光)、WorkingFloorX(床反射と足の影)、ikBokeh(DOF)です。
次に、上記エフェクトに加えてMotionBlurを適用した画像をご覧ください。(ブラーの描画順は最後です)
線が消えました。
MotionBlur本来の効果が不要なときはアクセサリ操作欄でSi=0、Tr=0に設定すれば線が消える効果のみ得られます。
(表示チェックを外すと効果は失われるため、数値のみ0にします)
冒頭で大きく出力してトリミングする解決法もお伝えしましたが、画面端が欠けるのに合わせてカメラを直すのが面倒なときにはブラーが便利かと思います。
また、DOFの強さによってはかなり広範囲に余分な線が出てしまうので、気になるところはブラーの力技でまとめて解決すると手軽です。出力にかかる時間は増えますが…
アルファ出力やグリーンバック等のときも、MotionBlurでの線消しは効果があります。
動画編集で合成する際に上端・左端が綺麗に抜けない(または欠ける)ときは、ブラーを足して再出力すると手間が減るかもしれません。
けっこう過去にこの問題にぶつかり、描画順を変えても調べても解決せずヤケクソでブラーを足したら直った経験からまとめました。
以上です。お目通しありがとうございました。
【モデル、ステージ、エフェクトをお借りしました】
あにまさ様(初音ミク)
にくきゅー様(white stage)
ikeno様(ikBokeh)
そぼろ様(AutoLuminous, ExcellentShadow, MotionBlur)
ドゥドゥ様(dGreenerShader)
針金P様(WorkingFloorX)
ミーフォ茜様(PostRimLighting)
※背景画像には適当な真っ白いbmp画像を読み込んでいます
--------------------------------------------
↓以下ほぼ関係のないつぶやきです。読み飛ばして大丈夫です
私の投稿したほぼ全動画のクレジットにMotionBlurがありますが、この記事での効果のために使っていることがほとんどです。
今回は大丈夫っぽいかな?と思いきやちゃんと透過できずグギギってなってブラーつきで再出力したときもありました。
ほんとMMDは奥が深くて「便利すぎて必須では?今までなんだったん!?」みたいなものに出くわしまくります。
エフェクトどうしの相性が悪くて代わりを探したらとてもいい感じで、表現の幅が広がることもあり…
なんだか分からないけどガチャガチャいじってたらどうにかなったりならなかったり…
果てしないです。たのし~!
jujime at 17:22│Comments(0)